MEMO :: 月見に一杯の日々★

Pain makes man think. Man and an animal have a limit.... with Love. Big Love.

「有元利夫展」、の季節です


有元利夫展」


画像、ちょっと明るいですが、ホントは風化系ですので、ご容赦くださいね。お葉書いただきました。
案内状、ありがたいと、同時に、春のカノンのよう。(うわさですが、あまりお葉書は送っていただけないそうです@汗。。
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有元利夫
小川美術館(弥生画廊
千代田区三番町6-2 三番町彌生館1F
・会期
2011年2月21日(月)〜3月5日(土)
・時間
11:00〜17:00 (入場は16:30まで)
会期中無休
・入場料
無料


小川美術館と、弥生画廊は基本、同じなんですが、HPも二つありますね。

小川美術館
http://www.ogawa-museum.jp/index2.html

弥生画廊
http://www.yayoigallery.com/


こちらのサイトの、記事が気になったので。
「幕の間の出来事49: 有元利夫展」
http://www.ogawa-museum.jp/column-49.html
作品に、なにか事故があったのかなと、思いました。つい、顔を近くにやってしまいがちな私。
記事を拝読して、赤面でした。
よっぽどのことがあったのかもしれません。マスク持って行こう。


お人形の展示で、小型のレーザーライトでビスクを見てる人を見た事があります。
あれは何を見ていたのでしょうか。血管描きでしょうか?
人間、真剣になると前のめりになりますよね。
レーザーライトでビスクの薄さって見えないと思うんで、あれはなんのためなのだろう...


はい、話を戻しましょう。
有元さん。


すごく風化への憧れの塊なのです。
とても強引です。うん。そこはかなり、ROCKでいて、強引ですよね。
風化みたくするためなら、なんだって、やる!て。
まったく、お行儀悪いし、ナチュラルでないよ。個人的に、そう思うのです。


だけど、出来た作品はぎゅっと、存在してるんです。


気になる方へ。
九段下から、けっこう歩くし、初めての時は迷いました。
ビルの一階だから、隠し扉みたいで、分かりにくいです。


でも。


すべてが有元さん、なのだなって。
駅を降りて、彷徨って、扉を叩いて、入れてもらう。


儀式に似ているのかもしれないけれど、そんな格式ばったものでもありません。


この怠惰な私が謎に欠かさず、毎年通っているのです。
今年は充実した展示になるようなのと、東西線で数十分なので。
有元ファンの親子で喧嘩道中しながら、でも、観覧中は気持ち悪いくらい共感しちゃって。べらんめぇ、です。


このMEMOのデザインも、等身大ちょい越えの作品も、有元さんの影響です。
アルルカン
「無の風化」のまるい感覚と、厳しい現実の感覚が出せたのは、有元作品を見たからだと思う。


からんとした町と、ビルの中に、教会のように広がる空間。和菓子みたいな(なんか、こう、そんな感じです。
受付は重厚な感じですが、低くたれ込めるショウウィンドウを抜けて広がる空間。
ショウウィンドウが、また、いいんですよね@涙色
あれ、これは茶室でしょうか?(わからなくなってきた。。。
ピラミッドの、王の間まで、みたいな感じです(ほんとに、スミマセン、でも、そんな感じなんですよー
有元さんの、作曲したバロック音楽も流れてました(過去のお話ですので、ご容赦!
((我が家では、販売されてるCD音源が頻繁に居間に流れてます...チェンバロ




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